第22章 優しすぎるエース。
★★
うわぁあああああああ~!!
恐かったぁあ!!涙 涙 涙
大きかったし、飛雄と澤村先輩のとはまた違う恐さだった・・・
高校3年生にはとても見えなかった
清水先輩がいてくれて本当良かったー・・・
一人じゃ絶対話しかけられない!
てか、そもそもどの人かもわからないのに会いに行くって無謀だったな・・・・・
明日は飛雄と翔陽も連れて行こう!!
「・・・はぁ・・・」
「ちょっと!隣でため息とかやめてくんない」
私の盛大なため息に文句を言われた
右上を見上げて相手を確認して思う
やっぱりか・・・・
「以後気を付けるよ・・・ツッキー」
月島「いい加減その呼び方もやめてくれる」
山口「ツッキーって呼んでるの、俺だけだもんね!ツッキー」
月島「山口ウルサイ」
山口「ゴメンツッキー」
「何で忠はいいのに私はダメなのー?あ!違う呼び方がいいの?ん~・・・・」
月島「普通に呼んでくれる」
月島君はめんどくさそうな顔をした
「そっか!そうだよね、月島君だけツッキーじゃあれだよね!!」
山口「?」
月島「・・・・」
今度は物凄く嫌そうな顔
だけど私は迷わず呼んだ
「これからはちゃんと蛍って呼ぶねっ」ニカッ
山口「やったね!ツッキー!!」
月島「・・・最悪・・・」
忠が何でか喜んでたけど・・・
蛍もきっとこんな顔してるけど、喜んでくれてる!!
・・・・・・よね?