第19章 クソ可愛い後輩とマネージャー。
★★
月島君が何とかボールを返した!!
向こうのチャンスボール・・・・
ここで決められたら同点・・・
今は月島君も飛雄も後衛の方にいる
けど前衛には・・・・翔陽がいるっ!!
スパイク来るっ!!
―バチッ―
「ワンタッチ!!」
影山「よしっ」
田中「ナイスワンタッチ日向!!」うおぉっ
今度はこっちのチャンスボールだ!
きっと翔陽なら・・・
「行っけぇぇええ!!翔陽ーっ!!」
―ドゴッ―
翔陽のスパイクは、コートの端からコートの端まで一瞬で通り抜ける
ボールは及川さんの直ぐ横を通り
―ダンッ―
地面に落ちる
及川「――――・・・」
体育館は一瞬静まりかえった
「「「・・・・・・・・」」」
『ピッ ピピーーーッ』
「勝っ・・・・た」
田中「うぉぉぉおおおおおおっしゃぁぁあああ」
私たち、烏野高校はギリギリな試合だったけど・・・
勝つことができた
「「「整列ーっ!!あざーっしたーっ」」」
コートに響き渡る皆の声は、嬉しそうだった