第14章 感謝の気持ち。
結局、名前も呼べないまま、呼ばれないまま学校に着いた
私は更衣室でジャージに着替えながら思う
本当スキって凄い。
””って呼ばれただけでここまで気持ちが沈むなんて
私ってこんなに気持ちの浮き沈み激しかったんだ
清水「ちゃん、体調悪いの?大丈夫?」
そう声をかけてくれたのは清水先輩
「だ、大丈夫です!すいません!」
清水先輩に心配させてどうするんだ!
何様だよ私っ!!
こんなのが月島君にでもバレたら・・・
月島「自分の自己管理もできないの?本当、小学生だね」
とか言われちゃうんだ
でもそっか・・・
「・・・そうだよね」
清水(独り言??)
こんなショボくれた自分は嫌だ
きっと何かいい方法があるはず
んんん〜。。。。。。
何かいい案は無いのか
もう諦める?
それとも・・・・
あっ!そうだ!!
「清水先輩っ!!行きましょう!!」
清水「え?あ、うん。何か今度は張り切ってるね」
「はいっ!くよくよするのはもう終わりました!」
清水「そっか」ニカッ
清水先輩は優しく笑いかけてくれた
それだけでも十分元気になれる
私と清水先輩は笑いながら体育館へ向かった