第21章 もう一度貴方と(番外編3の3)
五条はを一度強く抱きしめると、ふぅっと息を吐いて上半身を起こした。
「ぜんっぜん、おさまる気配ないんだけど。」
一度から抜き、処理をしながら、五条は唸った。
「ちょっとは落ち着いた…?激しくてびっくりしちゃった。」
「ごめん、痛い?」
「ううん。大丈夫。でもすごかった。」
ベッドの上で、布団を手繰り寄せながらが言うと、五条は眉を寄せた。
「そんな可愛いこと言わないでよ。また元気になっちゃった。」
「えっ…もう?」
「ほらの好きな寝バックしようよ。」
「す、好きじゃないよっ。あれ……おかしくなっちゃうから…」
顔を真っ赤にして布団に隠れようとするを、五条は手を引きうつ伏せにさせた。
「あー、もう可愛いから。一緒におかしくなろう。これも引っ付けるじゃん。」
少し抵抗をするの肩を布団に押さえつけ、太ももを撫でた。
「…んんっ」
「まずは一回気持ちよくなろうかーー…少し腰上げて?」
腰に手を回されうつ伏せのまま少しだけお尻を浮かせた。
下から五条の大きな手が回ってきて、お腹をひと撫でするとくちゅっと音を立てて触り出した。
「んんっ…あっ…」
うつ伏せのまま、五条の手が回り水音をたてながらいじっていく。
顔を伏せ、耳を真っ赤にして声を堪えるの背中に、五条は唇を寄せた。
その度にビクビクと反応するに、五条は気分良く舌を這わせた。
「ん…ぁ…っ…んんっ」
「にキスマークつけても、僕につかなくなったの寂しいな。」
そう言って五条は、の首の後ろに吸い付いた。
前は見えるところにはつけなかったのに。