第21章 もう一度貴方と(番外編3の3)
そのままお腹を撫で、指先が上へと上がっていく。
「……ふっ……んっ…」
「…加減できるか自信ない。」
膝を撫で、内腿をいやらしく撫でながら五条がつぶやいた。
「大丈夫。受け止めるから。」
「…。」
指先がの下着の上からくちゅっと触れた。
「結構濡れてる。」
「…ん。だって……」
は顔を赤くして横を向いた。
「だって?なに?」
「私も久しぶりだし…早くやりたいもん………んっ!」
五条の指先が強く中心を擦っていく。
五条はの下着に指をかけ、脱がしていった。
眉を寄せる五条に、は手を伸ばし引き寄せると頬にキスをした。
「ね。もう入れて?」
「は?まだ早いよ。慣らさないと痛いから。」
我慢してそうな五条には声をかけたが、五条はを優先して気遣ってくれていた。それがにとって嬉しくてたまらなかった。
「大丈夫。早く欲しい。」
久しぶりで最初は痛いかもしれないが、それよりも早く五条とひとつになりたいというのは、も同じだった。
「痛かったら言ってよ。」
「うん。」
それでもを気遣う五条に、は微笑んだ。
の脚の間に入った五条は、の太ももに手をかけると、ゆっくりと入り口にあてがった。
「……っんん…」
強い圧迫感。
だけど、充分濡れているからぬぷっと簡単に入っていった。
「痛くない?」
「全然っ……へーき……ぁ…っ…」
「せっ…ま……無理だろ…」
「大丈夫っ…奥…きて…?」
シーツを握りしめ、呼吸を荒げるに五条はグッと奥まで押し込んだ。