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【呪術廻戦/五条】嘘がつけない

第18章 番外編 2



私はお腹の前にある悟さんの腕を掴んだ。

「わかった。私は絶対幸せになる。」




ーー…あなたと。

と言う言葉を飲み込んで、私は真っ直ぐ悟さんの目を見た。


「よかった。」

悟さんは安心したように言うと、私のこめかみに唇を落とした。
私も悟さんの腰に手を回した。


「冷えてきたから、中行こうよ。」

湯冷めしそうな悟さんにそう声をかけた。


「そうだな。おいで。」

悟さんはカップを倒さないよう縁側の端に置き直すと、私を横抱きに抱き上げた。

「…歩けるよう。」
「いいの。させて。」



「を抱いて明日元気いっぱい挑むつもりなんだから。」

へへっと私を抱き上げ部屋に入りながらイタズラっぽく笑う悟さんに、私も力が抜けたように笑った。


「ねぇ、本当に明日戦うの?世界の命運握ってる人の言葉とは思えないんだけど。」
「はは。まぁいけるいける。」



私のおでこにキスをし、悟さんと寝室に向かった。













■□■□■□■□






「…ん……っ…」

優しく優しく私を抱く悟さんに、私はうっすらと瞼をあげ、悟さんを見た。
 
悟さんは、穏やかな表情で私を見つめ、微笑みながら私を抱き続けた。


「……ぁ…ん…っ。」

私のナカで律動をする悟さんは私を強く抱きしめた。








「……愛してる。ずっと…これからもーー…」
「うんっ……私も…一生ーー…貴方だけを…っ…あっ…」





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