第17章 番外編 1
「悟は…私のなの。」
腰を再び激しく動かし、鎖骨にも噛み付いた。
の歯形が二人同じ場所に刻まれていく。
「…っ…。」
寸止めされていた五条は、今にもイキそうだった。
このままでは本当に出してしまいそうな、五条はの肩を抱き、上半身を起こした。
「悟っ…さ……ぁ…っ…」
「まっ…て…今動いたら…っ…」
「悟さん…すきっ……私の悟さん…っ」
「だめ…だって……っ」
は脚を五条の腰に回し、手も首に回しぎゅっと力いっぱい抱きしめホールドした。
お腹の奥でドクドクと脈打ち、結合部からは白い液がたらりと垂れた。
「いっぱいだ……ふふ。」
は、にぷゅっと抜くと仰向けになり、自分でそこを広げ、五条を見上げた。
「もっと…ちょうだい…」
ドクンと、五条の胸は高鳴った。
「もう…知らね。」
「大丈夫…呪いのせいで妊娠の心配はないから。…早く。」
「はっ。知ってるか?」
五条はの足首を掴むと、大きく脚を開かせ、そこにふたたびあてがった。
「呪いのせいかもしれないが、これは深層心理。いつも思ってることがタカが外れただけ。普段我慢してることが爆発してるだけだから…。」
「…んぁっ…!あっ…」
ぱちゅっと一気に奥まで突き、五条はの耳元で囁いた。
「いつも言わないだけで、ちゃんはこんなこと考えて欲しがってたんだね。」
「…ひゃっ…あぁっ!」
五条はの手首と肩を掴み、を揺さぶった。
「やっぱり僕は攻めてる方が性に合うね。」
「…あっ……あぁっ…やっ…」
「も僕の下で泣いてる方がいい。」
「んっ…あっ…」
角度を変え、ぐちゃぐちゃに乱されるは、あまりの快感に涙を目に溜めていた。
「ほら、泣いてる。もっと泣かせたい。」