第17章 番外編 1
は背筋を伸ばしたまま、腰を前後にぐにゅぐにゅとくねらせ、擦り付けるように動いた。
「ナカ…気持ち……っ…」
「生気持ちいいね…悟さん。あは、本当に悟さん食べちゃった。悟さんは私のものだよ?…ね?」
「最初からもうにあげてるよ。」
五条はの腰を掴み、前後に動かしながら下からを見つめた。
は、不服そうな顔で首を振った。
「違うよ。悟さん浮気ばっかりだもん。」
「…へ?」
五条はぴたっと止まった。
浮気をした覚えはない。
「この前女の子と写真撮ってた…。」
「ええ…」
それは撮ってくれと言われたらから、撮っただけだし、下心もない。呪術界では有名な五条は、男だろうが女だろうが撮ってと言われたら撮っていた。
は、これは私のものだとでも言うように、五条の胸に手を置き、腰をゆっくり味わうように動かした。
「…っ…女の子と二人で車乗ってるの見て…っぁ……羨ましい…」
「補助監督でしょ…。」
手を伸ばし、揺れるの胸に手を伸ばした。
下着を外し、むにっと下から揉み上げた。
「……巫女の服の子と………らぶらぶしてた。」
「…巫女?あー、歌姫?」
は腰の動きをピタッと止めた。
「ひめ…って呼んでるの?」
上から真顔で見下ろすに、五条はふふっと笑った。
「歌姫は……むっ」
「うるさいっ!」
は五条の口を手で塞いだ。
全ての欲望が剥き出しのは、嫉妬も激しいようで、五条の口を塞ぐと、首に歯を立て強く噛み付いた。