第17章 番外編 1
ドクッドクッとお互い強く鼓動に、は思考がままらならないまま、五条の舌を求めた。
「んっ……はっ……はぁ…」
息が上手くできず、何度も唇が離れるに痺れを切らした五条はの首の後ろに手をやり、無理矢理引き寄せた。
「んっ……んんっ……ハッ…」
も両手で五条の耳に手をやり、自分から舌を絡め、求めた。
「ほら、頑張れ。」
まだまだ余裕そうな五条には少し苛立ちを覚えた。
自分の方が上に座り、優位に立っているはずなのにと。
は、五条の鼻の頭に歯を立て、顔中にキスをしながら、手を下に伸ばした。
「………っ」
自分が優位なのだと、はわからせてやりたかった。
跨っていたお尻を下ろし、キスをしながら左手で五条のベルトに手をかけ、かちゃっと音を立てながら外した。
ピクリと動く五条には優越感を抱いた。
「…おっきぃ」
五条の耳元で囁くと、五条はふふっと笑いながら「当たり前でしょ。」と言った。
「これで反応しない男いたらぜひ連れてきて欲しいね。」
「自分でズボンおろして?」
耳たぶに齧りながらいうと、五条はすかさず上手に脱いでいった。
「いい子。」
「…がじゃないみたい。」
「私だよ。好きが溢れてもう止められない私。」
は五条の下着の中に手を入れ、大きく反り上がったソレを取り出した。
「の言葉にときめくなー。いつもそう思ってくれてたの?」
「思ってる。いつも思ってる。好きすぎて困っちゃう。」
左手で竿を下からきゅっと握りしめ、は五条に再び触れるだけのキスをした。
指先で亀頭の先をくちゃっと撫でていき、垂れてきた液を周りに塗りたくっていった。
「もうこんなに濡れてる。」
「…っ…そりゃね……、刺激つよっ…」
眉を寄せる五条の顔をみて、はその目尻にキスを落とした。