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【呪術廻戦/五条】嘘がつけない

第17章 番外編 1


荒い呼吸ーー
熱い身体ーー


はスカートのまま、五条に跨り手を五条の胸に沿わせた。


「…ここの筋肉好き。」

そう言っては五条の胸板に噛み付いた。

「っ、そんな強く噛むと、もあざがつくよ。」
「いい。食べたい。悟さんを全部。」

たまに噛みつきながら、口を上にあげていき、五条の顎に触れると、その顎の先にも噛み付いた。

「ここも好き。横顔が好きなの。」

ちゅ、ちゅと、鼻や頬にキスしていき、はゆっくり目隠しを下から上げた。


「取り出して食べちゃいたい。」

うっすらと笑みを浮かべながら、は五条のまぶたを舐めた。


「…それは怖いな。」

さすが呪いの力。
五条はの腰に手を回し、優しく撫でた。


その手をとり、は指先を口に含めた。

「…っん…この指も好き。長くて綺麗。」
「この下からのアングルやばいね。」


はぁ…と熱い呼吸が五条の手のひらにかかる。


「いつも撫でてくれる大きな手…すごい好き。」

そう言いながらは手のひらに頬擦りをし、今度は二の腕に手を伸ばした。

「腕枕はおっきいから高くて硬い…」
「嫌いだった?」

「ううん。嫌いなところなんてない。全部好き。」
「…っ。」

は今度は五条の二の腕にも噛み付いた。

少し赤く歯形がついていき、それはの体にも刻まれていった。


「めちゃくちゃにしたい。」
「それは僕もだよ。」

「キスしたい。」


は強く五条の下唇に噛み付いた。

少し混じる血の味に、は嬉しそうにした。


自分の唇にも傷ができ、口の中で混ざろうと気にもせずは五条の口内に舌を押し込めた。


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