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【呪術廻戦/五条】嘘がつけない

第8章 二人で一緒に


目が逸らさない。
吸い込まれるほどの美しい蒼ーー…

「やっ…あぁっ……もっ…」
「イク?」

「いっ…ちゃ……さとっ…る……あっ…ああっ!」

指が強く刺激していく。
私は枕をぎゅっと握りしめ、全身に力を入れ達してしまった。

「ナカひくひくしてる。」
「…っ。」

ゆっくり余韻に浸るように出し入れする指。
その小さな刺激すら私には気持ちよかった。
下着もぽいっと脱がされてしまった。


「さーて、次は。」

嬉しそうなウキウキしてるような、そんな声で力の抜けた私の身体をぐるっとうつ伏せにした。

「寝バックしまーす。」
「…ぇ?まって、やったことないっ!」
「は絶対これハマるって。」
「こ、こわいっ」
「いいよ?泣いても。」

泣かされる。私を泣かすためにしてる。

うつ伏せのまま足を少し開かされ、悟さんが背中に密着してきた。

かたい胸が背中にあたり、吐息が頭頂部あたりに当たっている。

それだけでもうゾクゾクした。



「ゆっくり挿れるよ。」

ぬぷっと入ってくるソレに、私は全身が緊張で固まってしまった。

「力抜いて。」
「あっ…ああっ!やっ…やぁっ!」

「やっば…」

高鳴る心臓。
背中からも伝わってくる、私の心臓。


「だ…めぇ…それ…だめっあっ」

意識が飛びそうだった。
頭のてっぺんから足の先まで何か電気のようなものが走る感じ。

悟さんが私の膝に触れ、少し足を閉じさせた。

「…っ。」
悟さんの鼻から抜けるような呼吸も聞こえてきて、それにも興奮した。

背中や首筋に悟さんの指先が撫でていく。
それも気持ちよくて私はシーツを強く握りしめた。

「やっ…やらぁ…あっ!…んぁ…っ!」

シーツを握りしめていた私の手を上から悟さんが包み込むように握りしめた。頭のてっぺんに顔を埋めるようにキスをされ、本当に一つになるみたいだった。

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