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Peridot 幸せの花咲かせましょ〜初恋と宝石Ⅶ〜

第4章 ツッコミ入れたい



  悪友の、大野智(おおの.さとし)、大野さんの友達の相葉雅紀(あいば.まさき)、相葉さんの妹の梨良(りら)ちゃんと飲んでたんだ。

 あ、俺は二宮和也「和也と書いてかずなり」2003年生まれ、6月17日に21歳になったばかり。工科専門職大学3年生。ゲームプロデュース学科。将来はゲームクリエイターになりたいんだ。

 
 あ、大野さんの話に戻るね?酒は好きなのに、すぐ顔に出るんだ、大野さん。


 で、酔いつぶれた大野さんを家に送ってきたわけ。


「あぁ、ごめん!オイラが酔いつぶれちゃってさ!」

 まぁ、俺たちが悪いんだけどさ……櫻井家のリビングに、微妙な空気が流れてんの。

 静寂を破ったのは、


「相葉センセ?」

 大野さんのお母さんを「ちささん」って呼んだ女の子の友達かな?すんげぇ、大きな目を更に大きく見開いてさ。相葉さんを凝視しているの。


「お!ハマミサに、フミハマに、サクショウじゃん!」

「ちょっと、雅にぃ……」


 オイ!相葉さん。そのネーミングってどうなの?梨良(りら)ちゃんに小声で窘め(たしなめ)られてる。ツッコミ要素満載な相葉さんにツッコミたい!けど、そんな空気じゃないよね。

 ガマンガマン。


 あ、梨良ちゃんも高校の同級生ね。

 
「ハマミサ。辞めた方がいいな」

「夏休みにまで、相葉センセに説教されたくない!それに、私は未唯彩!」

 うん。少し匂いするね……タバコの。

 なぜ?年の離れた相葉さんとツルんでるかって?

 相葉さんと、梨良ちゃんが、大野さんの幼馴染みで。大野さんと梨良ちゃんは、俺の同級生だから……








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