第8章 過去
蒼side
前日の夕餉のことだった。いつも通り大広間に行くと、そこにはたくさんの刀剣男士が仁王立ちで私のことを待っていた。
私は
「皆、どうしたの、急に、座らないの?」
と聞くと
「ひどいです!審神者さん!私、何もしてないのに、、、!」
と言われた。
恐らく、私がいじめた、としたいんだろう。
皆、見習いを信じたんだと、一瞬にして悟った。
へ「主、あなたがそんな人だなんて思いませんでした」
薬「失望したぞ!主!」
和「もうお前なんざ主じゃない!」
秋「主君が、そんな事するだなんて、、、、最低です」
そうだ、鶴丸なら!、そう思った瞬間、後ろから声がした。
匂いと神力的に鶴丸だろう、と思った。
鶴「なぁ、君」
鶴「君がそんなやつだと思わなかった、もう眼の前から」
鶴「消えてくれ」
番だろうと、見習いには叶わなかったみたいだ。
私は逃げるように飛び出し自分の部屋にこもって逃げ出す準備をした。
すると、誰かが部屋をノックした。