第1章 始まり
すやすやと何も知らない彼女は眠っていた。
そんな彼女の元に現れたのは1人の男性だった―――
―――私は彼女の頬を撫で微笑む。
「貴女は本当に可愛らしい……嗚呼、早くその子宮に私の子を孕んで欲しい……」
そう言って私はしゅるりと触手を伸ばす。
それは美しい容姿とは裏腹に黒光りしたなんともグロテスクなものだった。細いものから太いものまで様々であった。
彼は布団を剥ぎ取ると、無防備な彼女の体を触手で弄び始める。服の中に触手を入れ、胸を揉み、頂きに吸い付く。その度に彼女は吐息を漏らした。
挿入れたい……挿入れたい……。
興奮を抑えながら彼女の無防備な唇に唇を重ねる。小さくて柔らかくて、堪らない。
「ん……っふ……」
舌を入れ、歯列をなぞり、上顎を撫で……ゆっくりと舌を絡めとる。
私の興奮を感じ取った触手は彼女の下腹部を撫で、するりとズボンの中に触手が入り込み秘部の割れ目を直でなぞるとくちゅりと音を立てた。感じている。私の愛撫で感じてくれている。
「ふふ……寝ながら感じてしまうなんて、意外と淫乱さんなんですね……可愛らしい」
くち……くちゅ……くぷ……っ。
「ん、んぅ……っ」
割れ目をなぞり、細い触手をゆっくりと蜜の溜まったナカへと挿入れると彼女が身動いだ。
彼女が処女であることは知っていた。何故なら、隅々まで調べていたのだから。現在も過去にも彼氏という存在はいない。キスも、このような行為も、私が初なのだ。そう考えるとますます興奮してくる。
彼女の履いているズボンと下着を脱がすと挿入れた細い触手がぐちぐちと音を立てて彼女の膣内を掻き回す。
そっと彼女の足に触手を絡ませ、両足を大きく広げた。
あの大人しい彼女のはしたない格好……
膣内を掻き回す触手も私が興奮しているからか徐々に太くなりつつあった。
ぐぷっ……ぬちゅ……ぐちゅ……。
眠ったまま感じている彼女の膣内は愛液で溢れていた。
これだけ濡れていれば私のモノも入るだろう。彼女の処女は私自身で貫き破いてしまいたい。
ゆっくりと触手を引き抜くと、とろりと愛液が溢れた。
「私を、受け入れてください……琴美さん」
カチャカチャとベルトを外し、ズボンを寛げてソレを出す。大きく固くなったモノを彼女の秘部にあてがう。
そしてゆっくりと沈めた。