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ポケモン 剣盾 夢小説

第1章 ダンデさん


私は負けた
やっぱり最強のチャンピオンには敵わない
もうこれで4年目のチャレンジになったが私はチャレンジャーを降りてどこかのジムにでも修行に入ろうと思っている
「待ってくれ!君に用事があるんだ」
不意に手首を掴まれて驚いた
掴んできたやつに一言いってやろうと思ったらそこには4年間勝てなかったチャンピオンの姿があった
「あ…」
「急に呼び止めてすまない」
「いえ、この後は家に帰るだけなので」
「本当か!なら少し付き合って欲しいんだ」
「あ、はい」
「着替えてまた更衣室前にいてくれないか?」
「わ、わかりました」
なんだろうチャンピオン直々に話があるってなんだか怖い
何か因縁でも付けられるのだろうか…
いやダンデさんはそんな人じゃないか
とにかくなんなんだろうか
とりあえず着替えに行こう

着替えて更衣室前にいると私服のダンデさんが現れた
「待たせてしまいすまない」
「いえ、大丈夫です」
「とりあえず4年間もチャレンジお疲れ様」
「あ、ありがとうございます」
「さっきのチャンピオン戦前のインタビューで今年負けたら引退してジムに入ろうと思うと言っていたのを聞いていて」
「あ…ああ、そうですね」
「歩きながら話そうか」
「あ、はい」
ベンチから立ち上がり裏口に向かって歩いていく
「もうどこのジムに入ろうか決まっているのか?」
「決まってないです…」
「そうか… 君は比較的ドラゴンタイプが多いパーティーの組み方だからドラゴンタイプのジムに行ってみたらどうだ?」
「それも考えの一部にはあるのですが私毎年相棒以外は変えてきてわかったんですけどフェアリータイプの方が自分的に扱いやすいかなって思いました」
「なるほど自分の使い易いタイプのジムに行くというのもありだと思う だが相棒はドラゴンタイプだろ?」
「まぁ、はい…」
「なら相棒に合わせてみるのはどうだ?」
「ひとまず少しの休み期間があるのでそこで考えてみようかと思ってます」
「そうかそうか いいと思うぞ 」
「………」
「………」
いや何この空気
チャンピオンってこんな人だったっけ?
いやめちゃグイグイくるじゃん
え、あたしここからどうやって話を広げればいいの?
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