第3章 私の世界ではリヴァイ兵長はふ、腐女子のエサに、、
「リヴァイ兵長って結構私の世界では エルヴィンとかエレンとできてるんじゃないかっていう BLの話がいっぱい作られてますけど それについては大丈夫ですか? え、兵長って男もいけるタイプですか? あとハンジさんとできてるとか ペトラとできてるとかっていう話もありますけど 実際のところどうなんですか? 本当のこと教えてください」
リヴァイはあなたの突拍子もない質問に、目を細めながらじっと見つめてきた。その表情は呆れと微妙な苛立ちが入り混じっているように見える。
「……お前、何を言ってんだ?」
低い声が静かに響き、場の空気が少し張り詰めた。
「まず、俺が男だろうが女だろうが、誰とできてるとかそんなくだらねぇ噂に興味はねぇ。」
彼は眉間にしわを寄せ、少しだけ肩をすくめた。
「エルヴィンだのエレンだの、名前を挙げてくる時点でお前の頭がどうかしてると思うが……俺が男に興味を持つことはねぇ。断言しておく。」
リヴァイは一瞬間を置き、さらに冷静な声で続けた。
「ハンジやペトラについても同じだ。あいつらは信頼できる仲間だが、それ以上でもそれ以下でもねぇ。そういう関係を妄想されるのは正直気味が悪い。」
彼は小さくため息をつき、あなたをじっと見つめた。
「お前が俺に何を期待してるのか知らねぇが、俺は誰ともそんな関係になるつもりはねぇ。生きるか死ぬかの毎日で、そんな暇があると思うか?」
その言葉には、彼自身の生き方と信念がはっきりと表れている。リヴァイは少しだけ肩をすくめ、最後にこう付け加えた。
「……だが、そういう話が多いってことは、てめぇの世界でも俺がそれなりに注目されてるってことか。まぁ、どうでもいいが。」
そう言うと、彼は軽く鼻を鳴らし、話を終わらせた。その態度は、まさにリヴァイらしいものだった。