第34章 アウトレットパーク暮張
梓の言葉に急にモジモジし始めて、顔を赤らめ始める2人。
梓(えっ?
何…?)
女子高生2「とにかくお願いします!
時間がかかってもいいので!」
女子高生1「お願いします!」
前回と全く異なる異様な光景に、思わず斜に構えるが…
梓「分かった…
次来た時に、渡しておく。」
女子高生1「ありがとうございます!」
女子高生2「ありがとうございます!」
梓に手紙を預けると、嬉しそうにポアロから出ていく2人を見送る。
どうやら今日はお茶をしに来たのではなく、本当にこれを渡したかっただけの様だ。
梓「…一体何があったの?
しかも椛さんの事、椛お姉様って…」
考えても答えは出ないが…
きっとあの後何かあったのだろう、と考えを巡らす梓であった。