第32章 装飾品の秘事
コナン(灰原のやつ…
博士がドーナツ何個食べてるか、
ちゃんとチェックしているのか…)ジト目
博士「哀君!
意味ない事はないぞ!
いつも一個しか食べれたかったのに、今日は通常のドーナツの1/3のカロリーに仕上げてもらったからの!
今日はいつもの1個分のカロリーで、3個も食べられるんじゃ!
この上ない幸せ!!」
真面目な話をしている筈だったが、ドーナツの件で空気が一気に変わってしまう。
灰原「さっき、椛さんが道に出てきたって事は、博士がここに1人残ってた時間があったんでしょ?
その時、つまみ食いなんてしてないでしょうね?」
博士(ぎくぎくっ!!)
先程から隣で、博士の様子を見ていたコナンは…
コナン(あぁ〜、こりゃ〜…
黒だなw)
灰原「でっ?
もう一回聞くわよ?
今日は、
それで、
何個目の、
ドーナツ?
なのっ!?」
灰原の様子に観念したのか…
博士「皆がくる前に食べた分と合わせて…
6個食べました…」
灰原「6個ぉ!?
やっぱりそんなに食べてたのね!
いくら何でも食べすぎよ!
今日はもうおしまい!」
博士「けどドーナツは、揚げたてが一番美味しいんじゃよ…」
灰原「じゃあ、揚げたてじゃないそのドーナツは、食べる必要ないでしょ?」
博士「揚げたてじゃない、ドーナツももちろん好きじゃよ…」
灰原「だからって食べ過ぎはダメよ!
工藤君?
良かったらそのドーナツ、全部蘭さんのお土産に、持って行ってちょうだい!」
博士「そんなぁ〜!!
哀くぅ〜ん…」涙
一連の流れを、2人の間に挟まれながら見ていたコナンは…
コナン(本当この2人…
いつもいつもよく飽きないね〜
このやり取り…ハハハっ)ジト目
結局、灰原が残りのドーナツを全て箱に詰め、コナンに持たせて帰らせるのであった。