第30章 ティラミスの行方
椛「うふふ♪
もちろん大丈夫ですよ。
藍子さんの希望を言っていただければ、提案しますよ。
あとは季節ものをやはり、優先させると良いかもしれませんね♪
今回はシーズン的にイチゴが後半戦だったので、イチゴのティラミスにしましたが、これから夏野菜系と、夏のフルーツが上がってきますよ♪」
そのまま話を続けながら、2人でリビングに戻ってきて、椛は荷物の片付けを始める。
藍子「椛さんは今日はもう、お仕事はこれで終わりなのよね?」
椛「えぇ、そうです。
今日は藍子さんの所だけですよ。」
藍子「ちょっと早いけど、もし良ければこの後一緒にお夕飯食べて行かない?
今後の講座の相談も兼ねて、もう少しお話し出来ればと思ったのだけど…
お寿司でも取ろうと思うのだけど、いかがかしら?」
時計を見ると16時になるぐらいだった。
今夜は降谷が家に来ると言っていた。
向こうを出る時連絡すると言っていたが…
まだ連絡もないし、伊豆高原からだと戻ってくるまで2時間半ぐらいはかかるだろう。
椛「ありがとうございます♪
時間はまだ大丈夫なのですが、良いのですか?
お夕飯一緒に頂いてしまって…」
藍子「もちろんよ♪
康彦さんも、きっと書斎で早く呼ばれないかウズウズしてると思うからw
良かったら少し話していかれて?」
椛「…ではお言葉に甘えて。
ご一緒させて頂きます♪」