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ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第25章 コンフィデンシャルのその先に


安室「??
こう見えても、あなたを抱き上げるぐらいの力はありますよ?
一昨日もそうだったでしょう?」

そう言って少し拗ねた表情を向ける。

椛「いやいやいやいや、そういう事じゃないですからw
あの時はあの時!
今は今!
大丈夫です!
それは流石に恥ずかしいので!
今日はスカートだし!」

安室「けど、縫ってそんなに時間が経ってないんですよ?
まだ傷口が塞がったわけでもないし…
そしたら、車椅子を借りてきましょうか?」

あまり納得がいってないのか、代替え案を出してくる安室。

椛「車椅子も大丈夫です!
ちゃんと歩けますから!」

必死で安室を止めようとする彼女の様子に、流石にこれ以上言うのはやぶさかだと思ったのか…

安室「そうですか?
分かりました。
無理強いはしたくないので。
ただ、歩いてて本当につらくなったら、ちゃんと言ってくださいね。」

椛「分かりましたから。
その時はちゃんと言いますから。」

どうやら納得してくれたのか、彼は一旦引いてくれた。

椛(昨日から安室さんの様子が変だ…
いや、そもそも一昨日からか…

そして今日は明らか甘い。
色々と空気が甘い。
そして凄い過保護!!
なんなんだ…

やっぱり大事な話って、クビ切られる話だろうか…)

いつもは大胆で冷静な割に、こういう時はやや小心者になりがちな彼女。


そんなことを考えていると、彼女の荷物を持った安室が

安室「では行きましょうか。」

と言って手を差し伸べてくる。

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