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ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第24章 アクアパーク川品


椛(こういう所、2人は凄く鋭いんだな、、、。
そして本当にいい子達だな、、、。)

2人のその言葉に、懐かしい彼の言葉が脳内に蘇る。

椛「園子ちゃんも蘭ちゃんも、本当にありがとう。
私も2人の幸せを、心から祈ってるよ♪」

その言葉と、椛の表情に蘭と園子は安心したのか、3人で顔を見合わせて微笑みあった。




そのまま、今回のメインイベントが開催されるショー会場の方に、3人で移動する。
座席番号を確認すると、3人並んで席についた。
既にかなりの人数が会場入りしており、ショーを待ち侘びている人達で会場内は、なんとなく浮き足だっている様に感じた。

定刻になると、勢いのあるブラスの演奏がオープニングを告げる。
ブラスの演奏に合わせて飛び上がるイルカ達は、圧巻の演技だ。

会場も一気に盛り上がる。

3人も、想像以上の迫力と見応えに大興奮だ。

ショーが始まって15分程経ったのだろうか…

先程からイルカ達が演技する水槽に目を向けていたが、ふと違和感を感じたのは椛。

会場にいる観客達皆が、ショーのイルカ達か、ブラスの方に目を向けている中、対角線の側の座席、最後部で何やらゆっくりと会場を見渡しながら歩いている人の姿。

その様子に違和感を感じて、目を細めながら視線を向ける。

暫くその様子を観察していたが…
隣でショーに夢中になってる2人に声をかけた。

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