第22章 JKのお悩み相談会
「カランカラカラーン♪」
梓「いらっしゃいませ〜…あっ!
椛さん!こんにちは!!」
椛「こんにちは♪
あずささん。」
園子「あっ!椛さん!!
こっちこっち♪」
椛「園子ちゃん、蘭ちゃん。
お待たせしちゃってごめんね。
仕事が長引いちゃって…」
蘭「いえ、こちらこそ!
お仕事忙しい中すみません。」
ここはポアロ。
蘭と園子は放課後、椛は仕事後にこちらで待ち合わせをしていた。
理由は園子から椛に連絡があり
『相談したいことがあるから、時間がある時に話を聞いてほしい』
との事で今に至る。
蘭と園子は先にポアロに着いており、テーブルの上を見る限り、ケーキを食べていた様だ。
遅れてきた椛は、そろそろ夕方に近い時間だったので、とりあえず飲み物だけ注文する。
蘭「今日は椛さんは講座だったのですか?」
椛「ううん、今日はセミナーと、あと打ち合わせ関連がバラバラ入ってた感じなんだ。」
蘭「そうだったんですね。
なんか急に…すみません。」
申し訳無さそうな表情で、向かいに座る椛を見つめる。
椛「いやいや!もうちょっと早く終わる予定だったんだけど…
こちらこそ、お待たせして本当にごめんね。」
園子「椛さんって実は、バリキャリって感じですよね♪」
椛「えっ?そんな事ないよ。
結構自由に仕事してる方だと思うよ。」