第20章 緋色のカレーライス
起きた事を辛辣に受け止めて、前向きに生きていける彼の力強さが反映されてる言葉だと、彼女は感じた。
椛「秀一は強いわね。
…って、男の人に言うのは失礼かw」
赤井「椛も似たようなものだろう。」
赤井(俺も、惚れた女を1人亡くしてるからな…。)
椛「えっ??そんな事ないよ!
秀一の方が、私より人生経験100倍ぐらい積んでそうだよw」
赤井「100倍って…
俺を老人扱いする気か?」
椛「あはははは!!
違う違う!!経験値の話だよwww」
なんだかんだで、知り合ってからあっと言うまに仲良くなり、今に至る2人。
大人になってから、信頼できる友人が出来た事を、とても有り難く思いながら、今日も2人は穏やかな時間を過ごしていた。