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ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第19章 東都ビックサイト


歩きながら、先ほどまで起こっていた事を頭の中で振り返っていた。

椛(実行役はあの場にいた、男2人だけだったのかな?
何でここを爆発させようと思っていたんだろう。
これで終わりならいいけど、、、。)

電車に乗り込むと、彼女が乗った方面は車内の混雑はあまり見受けられず。
比較的空いていたため、空いている座席に腰を下ろした。

座席に座ると、身体の力が少し抜けてホッとしてしまう。

そしてふと、最後の彼とのやり取りを思い出した。

椛(あの時、何を言いかけたんだろう…。)

彼は着瘦せするタイプだったのか。
抱きしめてきた彼の身体は、思っていた以上にとても逞しかった。

近くで感じた彼の香りと、耳に残る彼の鼓動。
布越しに感じた筋肉の感触と、そして温もりを思い出す。

すると、身体に熱がこもる事を感じた。

椛(さっきは大丈夫だったのに、
思い出したら、なんだか急に恥ずかしくなってきた…)

赤くなる頬を両手で覆い抑える。

椛(思い出し照れですかw
椛さん…。)

一人車内で、赤くなる顔を必死で抑える彼女であった。

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