• テキストサイズ

ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第15章 郷愁の味覚(テイスト)





そうして電話は切れた。


なんとなく、これがお互い最後だと分かっていたと思う。

けど、言わずにはいられなかった。

たとえ結んだ約束が、叶わない未来だったとしても。

共に胸に抱えている信念は繋がっている。

今日もこれからも。


もう二度と、会えなかったとしても。

この先何が起ころうとも、共に過ごした時間は変わらず、宝物だ。

お互い決めた信念を心に秘め。

別々の道を。

こらからも毎日を懸命に生きていく。


人は必要な時巡り合い、そして役目が終わると離れ、そして新たな出会いがやって来る。


いつかまた、『道が重なるかもしれない』と微かな思いを胸に秘めて。。。


/ 1093ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp