第15章 郷愁の味覚(テイスト)
班長「それは同級生か?
クラスメイトなのか?」
景光「いや、違うよ。
学生じゃないよ。
歳上だし。」
萩原「おぉ!!
諸伏ちゃんも歳上好きか!!
はたまた陣平ちゃんと一緒だねwww」
陣平「だっ??おい!!ハギ!!
そのネタいい加減やめろって〜のっ!!」
班長「えっ??
じゃあ何やってる人だったんだ?
どこで知り合ったんだ?」
景光「通ってた、料理教室の先生だよ♪」
班長・萩原・松田・降谷「「「「えぇ〜っ!!」」」」
景光の言葉に、一同驚きの声を上げる。
ランチを食べ終え、午後の授業までの時間を、ゆったりと過ごしていた周りにいた人達も、突如上がった4人の驚きの声に、何か何かと様子を伺ってる。
萩原「そうか〜、家庭的系女子いいよね〜♪
しかも先生か〜
響きがいいね〜♪
先生と生徒の禁断の恋…
諸伏ちゃんはそっち系か〜♪」
1人妄想を膨らませてニヤニヤしている様子の萩原を、若干引き気味で松田は見ている。
陣平「でっ??
いくつ歳違うんだ?」
景光「3つだよ。」
班長「おぉ!!いいじゃねーか!!」
萩原「付き合ってるわけじゃなくて、諸伏ちゃんの片想いってこと??
最後に会ったのいつなんだい?」
景光「寮に入居する前日。」
陣平「いいじゃん?
告ってねーの??
告らねーの??
彼氏持ち?」