第15章 郷愁の味覚(テイスト)
〜数週間後の警察学校校内〜
陣平「まさか班長に彼女が居たとはなぁ〜。」
萩原「俺も彼女作ろうかな〜♪」
そう言って周りをキョロキョロし始める。
松田「校内では流石に辞めとけよ。
どうせ長く続かねーんだから。
後が面倒だろ。
それに、ハギは女なら大体誰でも大丈夫だろ…?」ジト目
萩原「まぁ〜、それは確かに否定はしないが…。
で!!どうなのよ??
そこの優等生のお二人は?
2人とも学生の頃、しこたまモテたんじゃないのぉぉぉ??」
話をふられて、3人の視線が景光と降谷の2人に集中する。
景光「確かに、ゼロはよく女の子から呼び出されてたり、ラブレターもらったりしてたよ。」
降谷「ヒロだって!
特に、後輩の女子から人気だったじゃ無いか!」
萩原「ほぉ〜!
じゃあ2人とも、彼女を取っ替え引っ替えしてたのか〜!
いいねぇ〜!青春だね〜!」
降谷「そんな事してないよ!
いつもヒロといたし。
なぁヒロ?」
景光「あぁ、いつもゼロと2人で一緒にいたよ♪」
萩原「おいおいおいおい!!
花の青春を永遠と男同士でつるんでるんだなんて…
2人ともいい顔してるのに!
イケメンが泣くよぉ!!
恋愛に興味ないって事?」
降谷「なんだそれ、、、
そりゃ〜、全く興味0では無いけど…
それに見た目は関係ないだろ。」ジト目
萩原「イケメンって所は否定しないんかいw
でもよ〜、学校共学でしょ??
彼女はいなくても、好きな女の子くらいいたでしょ?」
降谷「同じ学校に?
いないよ?」
なんて事ない様に言ってのける降谷。