• テキストサイズ

ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第15章 郷愁の味覚(テイスト)


椛「えっ??何これ!
中身のお菓子もすごい可愛い!!」

景光「丸正醸造の信州二年味噌とキャラメル、くるみ、ごま、ライフパフを最中に詰めたお菓子なんです。
地産地消で、お味噌も入ってるし、デザインが素敵だなと思って、これにしました。」

椛「ええっ!!凄いヒロ君!!
センスも抜群なんだね!!
凄い嬉しい〜!ありがとう!
大事に頂くね♪」

景光「喜んでもらえて良かったです。
ホッとしましたw」

渡すまでドキドキして居たが、彼女の喜ぶ姿を見て、取り敢えずホッとする景光。

椛「それにしても本当〜、凄いな…
ヒロ君って何でも出来て完璧だよね。
彼女になる人は幸せだね〜。」

よっぽど頂いたお菓子が気に入ったのか、会話を続けながら結局中身を箱から取り出す。
鞠が描かれた美しい紋様を照明にかざす様に上に上げると、未だマジマジとお土産を見ている彼女。

景光「…僕に彼女は居ませんよ。」

先程よりも急にトーンを落として、答える彼。

椛「?
そうなんだ。
大学生だし、モテそうだし、てっきり居るのかと思ってたよ♪」

未だにお菓子の観察に夢中な彼女は、彼の変化にまだ気付かない。

景光「椛さんは?
彼氏さんとか居るんですか?」

その言葉に一瞬、彼女の手が止まった。
/ 1094ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp