第1章 ファーストコンタクト
放課後、教室内で荷物をまとめながら下校の準備をする蘭と園子。
教室の時計は午後14半前を指している。
園子「蘭ごめんね~急におじ様に相談したい事があるなんて言って。」
蘭「そんな~全然いいよ~!
いつもいつも暇そうにしてるからさ。
うちのお父さんで役にたつ事があるなら使ってやってよ!!
何もないとずーーーーーっと家でテレビ見て飲んだくれてるだけだからさ、、、
一応今から園子と行く事連絡してみるね。」
スマホを取りだし、廊下を歩きながら父親に電話をかける蘭。
蘭「もしもしお父さん??これから帰る所なんだけど、園子がお父さんに急ぎ相談したいことがあるって言ってて。
えぇっ?
、、、あっそうなんだ。
うん分かった、じゃあ園子に聞いてみる。はーい。」ガチャリ
園子「おじ様今日でかけてるのぉ?居ないって?」
蘭「なんか目暮警部に呼ばれて警視庁にいたみたいなんだけど、今から帰る所だって。
多分私たちの方が着くの40~50分ぐらい早いけど、それで良ければ事務所で待ってて。
だって。」
園子「なんか事件かな?
それぐらいだったら良ければ待たせてもらおうかな。
急なのは私の方だし。」
蘭「いつもは暇人なのに、タイミング悪くてごめんね~。」
園子「そんな蘭が誤るような事じゃないよ。
あぁ~こんな時、新一君がいればな~!
サッっと相談できるんだけど、、、。
最近蘭は連絡とって無いの?」
蘭「最近は連絡来てないんだよね。
あの推理オタク、定期的に連絡ぐらいよこしなさいよ!
って感じよね!
連絡無いと余計に心配にじゃない!」
持ってる空手胴着にバフバフ軽くパンチを繰り出し鬱憤を吐き出す蘭。