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ゼロの協力者 【名探偵コナン】

第40章 立夏の約束事



2人で話し込んでいたが、悩み始めた女性陣2人の様子に会話が止まり、彼女達の様子に目を向ける。


比較的、なんでもいつも即決な彼女がかなり悩んでいる。

それだけ、反物を選ぶ事は難しいんだなと彼女の様子を見て安室思う。

椛「石垣さん!
どれも素敵で選べません〜!」

石垣「あははは!
それは少し呉服屋冥利に尽きますねw」

中々最後の一本に絞れず、助け舟を出す様に様子を見守っていた石垣に椛は声をかける。

鈴木「ご主人は?
どれが素敵だと思われましたか?
全部良かったとは思うのですが…」

安室「そうですね…
反物はどれも素敵だと思いましたが、僕も最後に当てていた2本が彼女の雰囲気に1番よく合っていたと思いましたよ。」

椛「やっぱり、最後の2本か…
そうだよね、どっちかにしよ…」
 



それでもやはり、今日は即決出来ないのか…
まだ決めあぐねている様子だ。
そんな中、新たな提案を投げかける。

椛「うーん…ちょっと、目の休憩がてら、安室さんも反物当ててみませんか?」

安室「僕も良いのですか?
…そうですね、せっかくの機会ですし。
是非お願いします。」

椛「石垣さん?
事前に連絡せず申し訳ないですが、紳士用の浴衣の反物って幾つかありますか?」

石垣「えぇ、今シーズン初頭ですからね。
逆に今が1番種類ありますよ。
安室様に合いそうなもの幾つか、お持ち致しますね。」


石垣は立ち上がると、反物の用意に一度座敷を離れていく。

 
 
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