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ブルーロック✖️裏恋

第2章 2夜


「ごめん、凪はああいう性格だから。」

『あ、うん。2人も疲れてるだろうし、』

「ハイハイ、もう分かったから。ほら、行くよ?」


千切君は有無を言わさず私の腕をとると自信の肩へと回した
すぐに潔君も反対へと回り、結局2人に肩を借りる運びになってしまった


ーーー


部屋まで送ってもらう間、2人は色々な話をしてくれた。


今は二次選考の真っ最中でついさっきまで試合をしていたことや、チームメイトにキングのメイド…?
メイドのようなキング、、、、
よく分からないけどバロウというムキムキのヤバい人がチームメイトにいるとか…。


こんな風に誰かと他愛のない会話をしたのは久しぶりだった



「それにしてもモカってここで働いてるのに何も知らないんだな。」

『そう、だね、、、知らない事だらけかも。』


潔君に痛いとこを突かれ苦笑いを浮かべる


「でもモカみたいにここで働くスタッフのお陰で俺らはサッカー出来てるワケだし、ありがとな?」

『・・・・私はお礼言われるような事してないから……。』

「そんな事ないって!腰痛めるほど頑張ってんじゃん!な?千切?」

「ん?あぁ、そうだな。」


ーーーー反応に困るなぁ…。


潔君はきっと純粋で真っ直ぐな男の子なんだろうな。
瞳とかキラキラしてるし……
眩しくて直視出来ないぐらい。



それは潔君に限らず、千切君も、他の子達も同じで。
夢中になれるものがあって。
夢とか希望に満ち溢れてて。

この子達の未来はきっと明るくて眩しいーーーー




私とは住む世界が違う人達だ。





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