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君の笑顔が輝いて…
第4章 君のために
私は、その場でしゃがんでいる彼
に近づいた。
未衣「宗太…? 大丈…」
ガバッ‼︎
宗太「未衣…!未衣…!」
彼は私に抱きついて声を出して泣いている。
未衣「…泣き虫…」
私が小さい声で言うと
宗太「…泣き虫だもん」
彼はそう言った。
キーンコーンカーコン
授業が始まるチャイムが鳴ったが
彼は離してくれる様子がない。
しょうがない。授業は休もう。
授業より彼の事が心配だから。
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