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君の笑顔が輝いて…
第2章 高校生
未衣「違うもん、そういうのじゃないもん。」
麻莉奈「まぁ、後でゆっくり聞かせ
てもらいますよ。」
そう言って麻莉奈は自分の席に戻った。
5時間目、数学。
唯一できる数学も全然入ってこない。
お昼の出来事が頭に浮かぶ。
宗太の顔をあんな近くで見たのは
初めてだった。
10年以上もいるのにあんな至近距離で
顔を見たのは初めて。
泣き虫な彼も好きだけど、
あんな風に私を心配してくれる彼も好き。
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