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【第五人格】快楽至上主義

第6章 ハスター 〜触手〜


恐る恐る顔に手を伸ばす。

その顔に触れるかという時、指先に冷たい空気が触れる感覚があった。

不思議に思いながら手を奥に伸ばし続けるが、一向に何かに触れる気配がない。

「ハスター?これどこまで続くの…?」

『……さあな?』

触れてはいけなさそうな場所に手を突っ込んでしまった事を後悔しながら、手を引っ込める。

『まだ怖いか?』

「君の顔への恐怖は和らいだけど別の怖さが出てきたよ」

『そうか』

ポイと体を投げられる。

「ひっ…」

体を丸めると触手にキャッチされ、そのままベッドに寝かされた。

『今からお主を襲う』

「え?」

『抵抗をするな』

恐らく部屋に生えてる触手に、器用に服を脱がされる。

「ハスター、色々順序をすっ飛ばしていないか?まずはほら、一緒に遊ぶとか」

『お主が言うか』

聞き入れて貰えないまま、全裸にされてしまう。

「…痛いのだけは辞めてくれよ」

『安心しろ、慣れている』

「それは安心だ」

慣れている……?

突っ込みたい気持ちを抑えつつ体の力を抜き、何が来ても受け入れられる姿勢を作る。

『触るぞ』

触手が優しく腹部を撫でてくる。ヌルヌルしていて少し気持ちいい。

触れられる位置が腹から少しづつ上がっていき、ついに胸に届いた。

舐めるような動きで乳輪を攻められる。

「ふ……」

思っていた数十倍は気持ちいいかもしれない。

こんなに乳首がたっているのに、一向に乳首を触ってくれない。

「ハスター、乳首触って」

触手を鷲掴みし、無理矢理ずらす。

その瞬間、膣に勢いよくヌメヌメした触手が入ってきた。

「あ゛っ!?」

奥の方で、触手の先っぽが子宮の入口を撫でている。

こんな事、しちゃいけない気がする。

「ハスターやだ、抜いて」

腰を引けば引くほど、触手が奥へ奥へと入ってくる。

「ひぅっ」

腰を掴まれ、上からお腹を押された。

「良くない…っ」

当たり前だが、抵抗しても逃げられるはずがない。

グイグイと押している時、ふと気付いてしまった。

ハスターって、(恐らく)射精しないから一生終わらないんじゃ…?

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