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雲雀の囀り【家庭教師ヒットマンREBORN!】

第13章 六道骸



「ツナ、くん?、、へ、フゥ太くん!?なんで!?」

「永茉さん!」

「骸!みんなに何かしたの!?」

永茉は倒れているフゥ太やビアンキを見て骸の肩を掴んだ。

「お願い、大事なお友達なの。乱暴しないで、、!」

「、、、貴女はボンゴレの味方なんですか。」

「へ、、、?」

「貴女の仲間は私ですよね?何故あいつらの味方をするのです。」

骸は永茉の腕を掴み徐々に力を入れていく。

「いた、い、、!」

「貴女にはお仕置きが必要なようです。」

「え、やっ!!」

骸が永茉を空間に閉じ込めた。

「永茉さん!」

「!」

「、、、罪のないフゥ太を、永茉さんをこんなにして、、

六道骸!!人を何だと思ってるんだよ!!」

「、、、おもちゃ、ですかね。あぁ、永茉はもちろん別ですよ。」

「ふざけんな!!1」

ツナは鞭を再度掴み骸に襲いかかった。

「まさか、僕が直接手を下すことになるとはね。」

「うおお!!」

ヴゥン、、

「!」

「え、、?いででで!いたいーー!!!」

「どうか、しましたか?」

ツナは急な痛みに膝をついた。

「うわあっ、、、何が、どーなってんの、、?」

「すれ違いざまに凄まじい攻撃を浴びせたんだぞ。」

リボーンはあの一瞬の出来事をしっかり見ていた。

「さすがアルコバレーノ。その通りです。」

骸は持っていた武器にトライデントを装着した。

「!!目から、、死ぬ気の炎!?」

「ほう、見えますか?」

骸の右目からは藍色の炎が出ていた。

「このオーラこそ第四の道、修羅道で身につけた格闘能力の闘気。」

「しゅらどう、、?スキル、、?」

「六道輪廻という言葉をご存知ですか?」

「人は死ぬと生まれ変わって地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間道、天界道のいずれかへいくというやつだな。」

「僕の体には前世に六道全ての冥界を廻った記憶が刻まれていましてね。6つの冥界から6つの戦闘能力を授かった。」

「なに、言ってんだ、、?」

「それが本当ならオメーはバケモンだな。」

リボーンは骸の言っている意味を理解したようだが、ツナは骸の言っている意味が全く分かっていなかった。


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