第13章 六道骸
「君は!!もしかして、ここに捕まってんの!?」
ツナはリボーンとビアンキと共に骸がいる部屋に辿り着いた。
「ゆっくりしていってください。君とは永い付き合いになる、ボンゴレ10代目。」
「え?なんでオレがボンゴレって、、」
「違うわツナ!こいつ、、!!」
「そう。僕が本物の六道骸です。」
「なっ、、!えっ!?永茉さん!!?」
「!」
ツナが骸に捕まっている永茉に気づいた
「永茉!?何で!?」
「リボーンがちゃんと送ったって、、!」
ツナがリボーンを見るがリボーンは口を閉ざしたままだ。
「クハハ、君たちが永茉を1人にしてくれたおかげです。こうしてまた会うことが出来ました。感謝していますよ。」
「、、1人にするんじゃなかったな。」
リボーンは永茉を1人にしたことを悔やんでいた。
ガチャ
「フゥ太!」
部屋にフゥ太が入ってきた。
「お、脅かすなよ。
「無事見たいね。」
ツナとビアンキがホッとしている中、骸の口角は上がっていた。
「あの後随分探したんだぞ。」
「危険だから下がってなさい。」
グサ、、
ツナとビアンキはフゥ太に離れているよう伝えたがフゥ太はどこからか出したナイフでビアンキを刺した。
「!」
「ビアンキ!!ビアンキしっかりして!!フゥ太何やってんだよ!?」
ツナはフゥ太に聞くが、フゥ太にツナの声は届いておらずツナにも攻撃をする。
「わっ!コラ!フゥ太!おい、どーしたんだよ!!」
「ううぅ、、」
フゥ太の目には光がなく、ツナの声も届いていないようだった。
「マインドコントロールされてる見てーだな。」
「そ、そんな!目を覚ませ!フゥ太!!」
フゥ太は何度も何度もツナに攻撃をする。
「んごっ!!」
フゥ太から逃げているツナの首に何かが巻きつき、ツナを引っ張った。
「前にディーノのもらった鞭を持ってきてやったぞ。」
「んなーーーーっ!?」
ツナを引っ張ったのはリボーンだった。
「こんなもの渡されてどーすんだよ!!」
ツナはリボーンから鞭を渡されて受けっとった。
骸は永茉の髪を触りながらツナがどう出るのかを見物していた。