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雲雀の囀り【家庭教師ヒットマンREBORN!】

第12章 襲撃



「リボーン、ありがとう。」

「あぁ、気にすんな。家から出るんじゃねーぞ。」

「うん、わかってる。」

永茉はリボーンによって無事に送り届けられた。
家に帰ったが、永茉はとてもソワソワしていた。

(本当にあの声は骸なの、、?今回の事件も骸と関係が、、?)

「みんなが戦ってるのに、私だけじっとしておくなんて、、!」

強いはずなのに、何もできない自分に腹が立ち、涙も出てきた。

「悔しい、、、」

泣いてる永茉の背後に怪しげな空間が現れ、その空間から1人の男が現れた。


何がそんなに悲しいんですか?


「!!!」

後ろから聞こえた声に永茉は振り向いた。
以前は声だけだったのが、今回ははっきり姿が見えていた。

「む、、くろ、、、?」


永茉、ようやく会えましたね。


「よ、かった、、。無事だったんだね、、」


えぇ。迎えに来るのが遅くなりましたね。


「ううん、、よかった、元気そうで、、」

永茉の涙がどんどん溢れてくる。


泣かないでください。貴女に泣かれてしまうと、どうすればいいのかわかりません。


「だ、ってぇ、、!」


クフフ、変わりませんね。今日は貴女を迎えに来ました。永茉、僕と一緒に来なさい。


「え、、?」


前みたいに僕の側にいてください。


「骸、、だけど私、今初めての学校に通ってて、今とっても楽しいの!」

骸は黙って永茉の言葉を聞く。

「だから、骸と一緒には行けない、、」


何ですか、それは。約束と違う。


「ごめん、会えてよかったよ。」


僕は認めません。


「え??」


来てもらいます、永茉、、!


「っ!!」


骸は永茉を眠らせ、お姫様抱っこで抱え、自分が作った空間に入っていった。


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