第6章 ジャパニーズマフィア
(ディーノさん、部下に愛されてるんだな。)
「それよりお嬢、ボスに何もされませんでしたかい」
「え?」
「なっ!お前ら!!」
ディーノは止めるが、永茉は昨日のディーノとのハプニングを思い出すと顔が赤く染まる。
「お、お嬢!?」
「ボス!!お嬢に何した!!!」
「なっ!!!いっ、言うわけねーだろ!!!///」
「「「我らお嬢親衛隊!!ボス許さん!!」」」
(うぅ、何事もなかったようにするつもりだったのにぃ、、)
永茉はディーノに恋をしているため、隠すことができなかった。
そんな永茉の表情を見てロマーリオは微笑んでいた。
(よかったな、お嬢)
玄関前でわちゃわちゃしていると、
「おはよーございます!!10代目!!」
(ご、獄寺くん!?)
現れたのはスモーキン・ボムこと獄寺隼人だった。
「早起きしたのでブラついてたらここに着いちゃいました!」
(ディーノさんの部下たちと同じこと言ってる!!)
「それよりなんスか、この連中は。」
獄寺は部下たちを睨む。
「よう、悪童スモーキン・ボム、会うのは初めてだな」
「ツナくんのお友達?」
「そのタトゥー、跳ね馬のディーノ。そっちの白い髪はセイレーンだな」
「雪月永茉です。よろしくね、スモーキン・ボム」
獄寺は目の前に来た真っ白な女の子を見て少し頬を赤く染める。
(あれ、獄寺くん、顔が、、)
「ツナと獄寺じゃねーか!」
そこに新たな登場人物。
野球バカこと山本武登場。
「何やってんだおめーら!遅刻するぜ!!」
山本はツナと獄寺の肩を抱えた。
「山本!!」
「あなたもツナくんのお友達??私雪月永茉。よろしくねー」
「お!髪白いな!スッゲー綺麗!山本武っす!」
山本はディーノと永茉に挨拶した。
「さっさと行こーぜ!」
「馴れ馴れしくすんな!」
3人は仲良く学校に向かった。
「あれがツナのファミリーか。てんで子供だな。」
「ディーノだって他のファミリーからしたら子供のボスじゃない?」
「ちげーねえな」
確かに!と部下一同同意する。
「お、前らなあ!!」
永茉とリボーンの言葉にディーノは顔を赤くした。