第17章 謎の足跡
広間に着くと、ロノがバスティンと話していた。
ロノ「バスティン、夜中にお前が見たって言う猫って本当にピンク色だったのか?」
バスティン「先程から、そう言ってるだろう。。」
ロノ「いや、だがなぁ。。ピンク色の猫なんて俺、見た事ねぇーからさ。。」
フェネスとベリアンは、ロノとバスティンの傍に来て話を聞くのであった
フェネス「ロノ、バスティン。夜中に見た猫の色ってピンクだった?」
ロノ「あ。フェネスさん。いや、俺は見てないんで分からないんすけど。。バスティンが見たって言ってたんで話聞いてたんですよ。。」
ベリアン「ふむ。夜中に、そのピンク色の猫を見たのは、フェネスくんとバスティンくんだけって事ですね。。」
バスティン「あぁ。多分、そうなるんだと思います。。俺が見たのは、夜中に食堂への扉を開けようとしてたんで、少しだけ開けてあげたんです。」
ベリアン「そうなのですね。。。フェネスくんは、廊下で見たんですよね?」
フェネス「はい。部屋に戻ろうとしたら、廊下をピンク色の毛並みをした猫が駆けていきましたね。。」
ベリアンは、何となく自分の想像が合っていれば。。と考え、フェネスとバスティン、ロノには、とりあえず、ピンク色の猫がまた出てくるまで、他の執事達には秘密にしましょう。と話すのであった。
そんな事を話されるとは、知らないりあなは、ハデスの声で起きるのであった。