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悪魔執事の主様は猫天使。

第16章 夜中の散歩


【屋敷の近くの森】



屋敷を出て、道なりにトテトテと歩いて行くりあなは、自然が豊かだなと、辺りを見渡しながら夜の散歩を楽しんでいた。


少し歩くと、開けた所にたどり着き、上を見上げると夜空には星が綺麗に見えた。


(うわぁ~♪♪ キレイ~♪♪

こんなにキレイにお星様が見れるなんて♪♪

猫になって良かった♪♪)


人間で11月の冬空にジャンパーも着ずに星空を見ようもんなら、高熱を出す程の風邪をひくレベルだなと思いつつ、今は猫だから、寒くなくて良かったって思ったりあなだった。


しばらく、星空を眺めて満足した為、屋敷に戻ろうと来た道を戻る途中に水溜まりを見つけて、好奇心に勝てず、猫の体で飛び込んで遊んでいた。


(あ~楽しかった♪♪ さてと、夜が明ける前に屋敷に戻らなきゃね。。。)


ひとしきり、水溜まりで遊び終わったりあなは、泥だらけで真っ黒になった事にも気づかずに屋敷のムーちゃん用の出入り扉から屋敷内に入って行く。


広間の大きい階段を器用に登って行き、自室のある2階への階段目指してなるべく音を立てずに歩いて戻っていくのであった。


自室に戻ったりあなは、扉を閉め鍵をかけてから、左手につけたムーンライトの石を右手で1回触り、人間の姿に戻って備え付けのシャワーを浴びて着替えてから、ソファーに毛布を2枚持っていき、横になって寝るのであった。
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