第15章 猫になる
医務室からでて、誰にも会いませんようにって願いながら、廊下を走って移動し、自室の部屋までたどり着いた。
扉を開けようとした時に、後ろからハウレスに声をかけられ焦った。
ハウレス「りあな、ルカスさんとは大丈夫だったか?」
まさかとは思うが。。喘ぎ声が漏れていたとか。。ないよね。。。(汗)
「な。。なんの。。。話で。。。(汗)」
医務室から、りあなの喘ぎである声が漏れていた事は。。
言わないでおくか。。
しかし、目の前のりあなは、あんなに可愛い声をあげるのだな。。
ハウレス「いや。なんでもない。気にするな。」
ガチャッと、ハウレスが自室の扉を開けてくれたので、部屋の中に入り、ムーちゃんが来てないかキョロキョロと見渡すと、まだココには来てない事がわかり、ほっと胸を撫で下ろしたのだった。
「ふぅ。。。良かった。。。」
やはり、ルカスさんに解消してもらってたんだな。。
ハウレス「りあな、何が良かったんだ?」
「べ。。別に。。な、なんでもないよ。。うん。」
ハウレス「ふむ、そうか。服、着替えなくていいのか?」
「え。。なんで?」
相当濡れていたんだろう。。ズボンにまでシミができているからな。。
ハウレス「ズボン、濡れてるぞ。」
ハウレスにそう言われて。。まさか。。。と思ったまりなは、ズボン越しに股に触れると、湿っていた。
「ハ、ハウレス///教えてくれてありがと///」
ハウレスにお礼を伝えた後、りあなは、ハウレスの視線も気にせずに、服を着替え始めた。
それを目の当たりにした、ハウレスは、自分の顔が赤くなっていく事に気づき、りあなの方を見ないように背中を向けるのであった。
ハウレス「!?/// 後ろを向いているから、着替えろ。」
ハウレスも照れ屋なのかとひとりで納得したりあなは、パンツもびちょ濡れだったのを思い出して、パンツも脱ぎ、新しい下着と動きやすいジャージに着替えるのだった。
着替え終わってから、ハウレスに声をかける。
「ハウレス、着替え終わったよ?」
ハウレス「そうか。」
そういうとハウレスは、りあなの方を向いてふぅ。と一息ついていた。