第14章 医務室
【デビルズパレス 医務室】
ガチャッと医務室の扉を開けたルカスは、りあなに声を掛けて中へ通す。
中に入ったりあなは、薬品の匂いに、白いベッド。。
見た感じ、学校にある”保健室”に似ているなと思っていた。
ルカス「さて、りあな様。そこのベッドに座って貰えますか?」
ルカスに促されるまま、りあなは、ベッドに座りルカスの方を見るのであった。
ルカス「では、ズボン脱いで頂けますか?」
何故ズボンを脱がないといけないんだろうか?と思ったが、ルカスの目が無言の圧力に見えて、大人しくズボンを脱ぐりあなであった。
ルカスは、ズボンを脱いだりあなの両足をサッと見た後、傷口に手を添え、優しく撫でるのであった。
「ぅ/// る、ルカス、ちょっ///」
ルカス「おやおや。私はりあな様の傷口を撫でているだけですよ? りあな様は、アルコールアレルギーは持ってますか?」
「うん。。アルコールアレルギーってあっちの世界で医者にドクターストップされてるよ。。」
ルカス「やはり、そうでしたか。。では、アルコール液では無い、ものでここの傷口の消毒してもいいかな?」
「え。。あ。。。うん。。」
そういうと、ルカスはアルコールの入っていない塗り薬を手に持ち、蓋を開けて、手馴れた手つきで傷口に塗ってガーゼを貼ってくれた。
手つきが、エロいなって考えてたからか、ルカスと視線があった時に、ふいっと視線を逸らしてしまった。
タイミングがいいのか、悪いのか。。
アスモデウスの刻印が急に熱を持ち始めたのに気づき、ズボンを履こうとした手を止めて、ルカスの腕を掴んでいた。
ルカス「おや? りあな、どうしたんだい? 治療は終わってるよ」
「。。!?////。ルカス/// ごめ。」