第10章 執事会議
フェネス「ハウレス、ちょっと一緒に買い物に行かない? りあなに、プレゼントあげたいんだ。」
ハウレス「フェネス、そうだな。選びに行くか。ベリアンさん、ルカスさん、ちょっと街へ買い物に行ってきます。」
ハウレスは、フェネスと2人でエスポワールへ向かうのであった。
バスティン「そういや、りあなが”猫天使”って呼ばれているとの事だったが。。。りあなに猫耳でもあるのだろうか。。。気になる。。俺も、りあなの部屋に行ってくる。」
バスティンも、りあなの自室に向かって足を運んで行くのだった。
フルーレ「ベリアンさん、ルカスさん、りあな様への衣装作りに行ってきてもいいですか? 採寸はまだですけど。。イメージが湧いてきたので、お先に失礼いたしますね。」
ベリアンとルカスにお辞儀をしたフルーレは、自分の部屋がある地下の部屋に歩いて行った。
ナック「ベリアンさん、ルカスさん、これからグロバナー家に向かうのでしょうか? もし行かれるのでしたら、私も御一緒致します。」
ルカス「そうだね。きっと街の人々の話がグロバナー家当主にも言っているだろうし、呼ばれるのは時間の問題だろうね。。どうだろう、ベリアン、先手を打って先に説明をしに行くのは?」
ベリアン「ルカスさん。ですが、先手と言われてもりあな様が本当に”猫天使様”なのかは、私たちには分からないので。。」
ルカス「その事については、私たち執事が調査中って言う事にしておけば大丈夫だと。。」
ベリアン「分かりました。では、そういう旨を伝えに、ナックくん、ルカスさんご同行お願いいたします。」
ベリアンとルカス、ナックは正装に着替え、ローブを被ってから、グロバナー家の屋敷に向かうのであった。