第25章 プレゼント
【ー翌日の朝ー】
先に目が覚めたのは、ハウレスとフェネスだった。
ハウレス「りあな、まだ寝てるな。。フェネス、おはよう。」
フェネス「ふふ♪ ハウレス、おはよう。りあな、かわいい寝顔だね。」
さてと、と言うとハウレスとフェネスがりあなを起こさないように静かにベッドから降りて、燕尾服に着替えをし身支度を整える。
フェネス(ハウレス、アモン達夜中遅くまで講義受けてたのかもしれないから、まだ寝かせてあげよう?)
ハウレス(はぁ(ため息)仕方ない。アモン達、昼前には起こさないとな。)
フェネス(うん、そうだね。俺仕事してくるから、ハウレスはりあなの傍にいてあげて。)
ハウレス(だが。。フェネスもりあなの傍に、いたいだろう?)
フェネス(本音は、居たいけど。2人共ココに残ってたら、俺とハウレスの仕事をベリアンさん達にお願いすることになっちゃうから、それだったら、俺が少しでも早めに仕事してきちゃうよ。)
ハウレス(わかった。フェネス、すまない。)
フェネス(頑張りすぎてるハウレスには、息抜きしてもらわないとね♪)
ハウレス(フェネス、ありがとう。)
フェネスは、りあなの部屋の扉を開けて、執事としての仕事をしに行った。
ハウレスは、部屋の棚に置かれた時計に視線を移し、今の時間が7:30だと気づく。
普段、りあなが起きる時間は。。。
確か、8:30だったな。
あと1時間ある。
何か出来ることないだろうか。。?
ハウレス(息抜きか。。そうだな。たまには、りあなの傍でゆっくりするのも有りだ。)
ハウレスは、燕尾服を来たまま、りあなの寝るベッドに座りりあなの頭を優しく撫でて居た。
[8:30]
ハウレスは、りあなを起こす為に声をかけるのだった。
ハウレス「りあな、8:30になったぞ。起きる時間だろう? それに、今日はロノとフルーレと相談事もあるんだ。早めに起きると気持ちいいぞ。」
「んん。。。。。ふわぁあ~(欠伸)」
目を擦りながら、りあなが目を開けてハウレスの方に視線を向ける。