第4章 最悪な再会
広間では。。。
ガチャッ(扉が開く音)
スタスタと歩いてきた白衣をきた男性が入ってきた。
?「おや? ベリアン。。いよいよ、主様がいらっしゃったんだね?」
ベリアン「これはこれは、ルカスさん。はい。たった今。」
ルカス「どうも、初めまして。」
ラルド「お前、ルカスだろ?」
ルカス「!? え、えぇ。。そうです。。(ベリアン、この方は。本当に主様なのかい?)」
ベリアン(そうだと思うのですが。。私が、不信感を抱いておりまして。様子見をしておりました。)
ルカス(そうか。。。ひとまず、様子を見よう。)
ベリアン(はい。。そうですね。。)
ルカスの挨拶もそこそこに、誰かが廊下を走って来る音に続き広間のドアが、ガチャっと開かれた。
?「や、やべぇ! 早く、隠れないと!」
急いで走ってきたのか、汗をかいてアタフタしているこの男が。。。
ラルド「ロノだな。」
なんで俺の名前知って!?
ロノ「!? ベリアンさん。この人誰っすか?」
ベリアン「新しい主様ですよ。」
ロノ「へぇー。今回の主様は男なんすね。。。てっきり廊下ですれ違った女の方だと思ってました。」
ベリアン&ルカス「!?」
ベリアン(廊下で、ロノくんがすれ違った女性?)
ルカス(気になるね。。ベリアン。)
ベリアン(はい、ルカスさん。そうすると、やはり目の前にいるこの男性は。。。)
ルカス(まだ確信を持てないから、この男性を見張っておこう)
ベリアン(そうですね。。)
ラルド「ロノがすれ違ったっていう女って、ピンクの髪に紅と紫のオッドアイの女か!!」
な、なんだ。(汗)
ロノ「えーと。。ちらっとしか見れてませんが、多分あってると思います。。それがどうしたんですか?」
ラルド(そうか、やっぱり来たか。また、愛してやれるな。りあな。。)
ロノの返事を聞いた目の前の男の目が怪しく光ったのを見逃さなかった、ベリアンとルカスは互いの顔を見合わせ、頷いた。
ベリアン「そういえば、ロノくん。どうなさったんですか? そんなに騒がしくして。。」
ロノ「ハウレスに追いかけられてるんすよ!」