第23章 アスモデウスの刻印
部屋に残った、ハウレスとフェネスの寝巻きをボスキが届けに来て、扉越しに受け取ったハウレスとフェネスは、燕尾服を脱いで、着替える。
着替え終わった、ハウレスとフェネスは、りあながいるベッドの上に上がり、りあなの右側にフェネスが、左側にハウレスが座っていた。
この間医務室で、ルカスさんから解消して貰っていたのだろうな。
廊下にまで声が漏れていたからな。。
喘ぎ声が聞こえた時は、ルカスさんが羨ましかったが、りあなと最初に出会ったのは紛れもなく俺なんだ。
初めてのお願いも俺は嬉しかった。
指名してくれた、ベリアンさんに感謝しないとな。
ハウレス「主従関係が嫌だと言われてからずっと、俺にとってりあなは、大切な人なんだ。だから、どこにもいくな。」
「ハウレス。。ありがと。」
ハウレスの心を掴んだりあなを俺も気になってた。
主従関係が嫌だと言われた時も、その原因になった記憶を知った時。
多分、ハウレスと同じ気持ちになったのは言うまでもない。
同情心とかじゃなく、純粋にりあなを愛してやりたい。
甘々に甘やかしたい。
俺とハウレスの大切な人だから。
今日、ベリアンさんから指名されて感謝しかないよ。
フェネス「俺にとっても、りあなは大切な存在だよ。」
「フェネスも、ありがとう。」
ふと気になった事があり、ハウレスとフェネスに質問をする。
「ねぇ、2人とも。。ベリアンが言ってたことってほんと?」
ハウレス「ん? ベリアンさんが言ってたこと?」
「うん、アスモデウスの熱が起きても2人なら対応出来るって事。。。」
ハウレス「まぁ。。俺も、フェネスも大人だからな。。そういう経験は、してきたからな。」
「そうなの? フェネス?」
フェネス「うん。そうだね。。
何年か前の主様の恋人が俺で。。
何十年か前の主様の恋人が、ハウレス。
その前にも、何人かの主様が、執事たちの恋人だった事もあるよ。
でも、エッチを経験したのは、ボスキ、ハウレス、俺、ベリアンさん、ルカスさん、後は。。
そうだね。ミヤジさん位かな?」
「そ、そうなんだ。。そか。。。」
⚠次のページから性描写あります。
苦手な方はお戻りを。。