第3章 ハウレス・クリフォードとの出会い
ごめんなさい。。本来なら、こんなわがまま通せないのは知ってるんだけど。。
主従関係だと、どうしても。。ラルドが頭に浮かぶから嫌だ。。。なんて、まだ言えない。。。
「えと。。主従関係嫌なの。。だから。えっと。敬語使わないで欲しい。。です。。それと。。様呼びされる程出来た人間してないから。。普通に呼び捨てをお願いしたいです。。。できますか?」
んー。どうするかな。。だが、主様の願いなら答えなければいけないよな。。。
ハウレス「ですが。。」
「ハウレス、だめ。?」
身長差的に、主様が俺を見上げる形になっている事もそうだが、初めての主様からのお願いなら叶えてあげたい気持ちが勝った。
ハウレス「はぁ(ため息)わかった。」
俺がそう伝えると、パァーっと笑顔になりハデスさんと、アザゼルさんに良かったなと言われて喜んでいた。
ハウレス「改めて、りあなはどうしてこんな廊下にいたんだ?」
「えーとね。。ハーくんなんて言えばいい?」
ハデス「ありのままを話せばいい。」
「わかった。指輪をはめて、黒猫さんと話して目を開けたら、ここに立ってた。かな。。」
ハウレス「ふむ。。そうか。。じゃあ、りあな一緒に広間に行くか?」
ハーくんと、アルくんに、ラルが来てたら不安なことが伝わっていた様で、2人から「守るから大丈夫」と言われ頭を撫でられた。
それを見ていたハウレスは、自分の亡くした妹のトリシアの面影をりあなに重ねていた。
ハウレス(今回の主様は、見た目に反して中身が幼いんだな。まるで、幼い頃のトリシアみたいだ。。)
ハウレスの後に続いて、広間まで歩いてついて行く。
~りあなside終わり~