第2章 始まり
『何処から行く?』
由奈「あっじゃあ学校に」
セン校に行くための道を教えながら一緒に歩道を歩いているとボーッとしていた私達は道路へ出てしまった
『!由奈危ない!』
由奈「!」
キキーッというブレーキ音とフラッシュバックする記憶
──また死ぬのか?──
そんな思いが出てくる
?「大丈夫か?」
だが轢かれることは無かった
『あっあぁ…悪い…ちょっとボーッとしてて』
?「?」
『あ?って悠斗か…』
由奈「ごめんね、…私がボーッとしてたから」
泣きそうな由奈の頭を撫でる
『大丈夫。由奈は?大丈夫?』
悠斗「由奈?」
紹介するために立ち上がろうとするとスっと手が出されるがパンッと振り払う
『要らねぇよ』
悠斗「ふっお前らしい」
卯都木 悠斗に気に入られているのをは知らない