第2章 始まり
由奈が私に触れるとこの世界の私の記憶が色々蘇ってくる
やはりこの世界の両親も既に他界している事
そこから一人暮らししてる事
株トレードとバイトで生活してる事
元いた世界と大差ない事
『…ごめん…寝ぼけてたみたい』
由奈とリビングへ行き再び考える
そういえば鍵はどうしたんだったか
あぁ…こっちに来た由奈とたまたま偶然出会って合鍵を渡したんだった
ボーッとしながら着替え長い銀髪を服から出す
邪魔だからと1括りにする
由奈「スタイル抜群過ぎない…?」
『え?何か言った?』
私が聞き返すと由奈は首を振る