第3章 オリエンテーション
五十嵐 由奈side
は本当に美人だ
男の子にも女の子とも仲がいい
そして忖度しない
綺麗な銀髪を靡かせて壇上に上がるは凛としていた
『入学生の皆様入学おめでとうございます。そして在校生の皆様進級おめでとうございます』
凛とした、それでも優しい声が響く
その声に誰もが聞き惚れている
『何故私がここでこうして話してるのは…ハッキリ言って分かりませんが在校生だから言えることがあります。学業はもちろん、部活に精を出すのもいいです。ですが恋愛も友情も育んでください。先生だろうが生徒だろうが皆生きてる人間です。その気持ちに蓋をしてそのチャンスを出逢いを無駄にせず大切にして下さい』
まさかのセリフに新入生だけではなく私すら驚いてるとほぼ全員が驚いていた